バリの散策路(その11)

オオシロモンセセリと同じ場所で、ミスジチョウが滑空していました。リュウキュウミスジかもしれません。ミスジは三筋、翅表には褐色の地に三本の白い筋があります。真ん中の筋の幅が広いので、沖縄のリュウキュウミスジよりも白っぽく見えます。
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 この蝶がリュウキュウミスジなら、オオシロモンセセリと同様に沖縄で見られる蝶です。では、ついでに、お馴染みのクロテンシロチョウ。何故か沖縄との共通種のシリーズになりました。
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 この蝶は花が好きなようです。足元を飛び交うのは、これまたお馴染みのヒメシルビアシジミです。
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 上の2枚が♂、下が♀です。この蝶も沖縄で見られます。もちろん、せっかくの海外ですから日本では見られない蝶を探したくなるものです。ですが、日本と同じ蝶が見られるのも嬉しいものです。
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 ここで、昼ご飯にしようと思い、フロントの方へ歩きます。3日間過ごしたアリラ・ウブドは、ウブド北郊外のパヤンガンにあります。フロントもレストランも、部屋の浴室までオープン・エア、開放的なリゾートホテルです。宿泊客はオーストラリア人が多く、私の他に日本人は一人も宿泊していませんでした。フロントに寄り、午後の散策のための近郊のマップを手に入れました。従業員はとても親切でしかもフレンドリー、私のカタコトの英語を理解しようと一生懸命聞いてくれます。他に日本人がいないことで、不安を感じることはありませんでした。
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 フロントです。横の階段を降りるとレストランです。
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 レストランも壁がないため、朝は小鳥や小型の鳩、夜は昆虫やヤモリが現れます。雨が降ると簾を降ろします。普段は写真のように巻き上げてあります。
 さらに、階段を降りると、有名なプールです。観光ガイドブックなどによく写真が掲載されています。
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 ホテル自慢の渓谷に流れ込むような美しいプールです。水着を持っていないため、プールに入ることはありませんでした。

 昼食を済ますと、いよいよラストチャンスです。パソコンでプリントしてもらった地図を頼りに、パヤンガンの田園地帯へ、しっぽの長い、または4本あるシジミチョウの探索に向かいました。 

by fushiginomori | 2013-12-16 18:42 | 海外 | Comments(0)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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