タテハらしい蝶が飛んできました。タイワンキマダラかと思いましたが、より色が鮮やかです。後翅はミナミヒョウモンに似ていますが…。未だに名前がわかりません。
こちらはコノハチョウのようです。逆光で距離もあるのでわかりにくいのですが…。
翅を少し開いたので模様が透けて見えます。
イワサキコノハでした。もっと近くで見たかったのですが、樹の上から降りてきませんでした。
なぜかオレンジ色のタテハばかり次々と姿を見せます。中でもこのタテハは変わっています。翅を閉じると真っ黒で、ギザギザの形はシータテハのようです。翅の表は朱に近い濃いオレンジ色です。かなり敏感で近づけません。
この蝶はネットで調べるとすぐに見つかりました。
ソトグロカバタテハのようです。”外黒”はわかりますが”樺色”ってあまりなじみがありません。”樺”は”蒲”、つまり”蒲の穂”の茶色が由来のようです。カバイロシジミが”樺色”ではないのでしょうか。
最後のオレンジも名前がわかりません。翅の表はオレンジですが、この蝶は止まると翅を広げてくれません。
翅の縁に沿って目玉模様が並んでいます。地味ですが繊細な模様は和装のようです。翅の隙間から覗くオレンジは鮮やかです。
木陰に入ると目玉模様が目立ちます。産卵場所を探すような仕草をしますが卵はありませんでした。
ここからは、ランカウイで見つけたちょっと不気味な生き物をご紹介します。苦手な方はごめんなさい。
まずは、この裏道で見つけた”錆びた鉄製のキャタピラ”あるいはキャタピラに似たムカデのような生き物です。キャタピラは芋虫のことでしたっけ…。
次は二日目の朝、サウスウイングの一階で見かけた生き物です。何の仲間なのか全くわかりません。それよりも、どちらが前なのかもわかりませんでした。
これは三日目、七段の滝に登る階段にいたものです。ヤスデの仲間だと思います。直径(?)7~8㎝といったところです。
最後はカタツムリです。マレーシアではよく大きなカタツムリに逢いますが、これは小さな種類のようです。
ランカウイの不思議の森には蝶以外にも多様な生き物が暮らしているようです。人前に顔を見せるのは、彼らの中のほんの一部なのでしょう。