正体がわかりました

 海外で蝶を撮ると名前がわからなくて困ってしまいます。特に写真の場合は一つの視点からですから、翅の表が写っていなかったり、逆に裏が見えなかったり…。結局諦めてしまうことが多いのですが、せめて、シジミチョウだけでも正体を知りたいと思いました。そして、蛇の道が蛇なら、蝶の道は蝶ということで、大学の先生に伺うことにしました。写真をプリントして見ていただくと親切に教えてくださいました。ランカウイ不思議の森その2、その3、その4のシジミチョウの正体がわかりましたのでご報告します。

 まず、12月5日午前10時に撮影した蝶です。これは[ Simiskina pharyge ]という名前でした。翅の裏面のブルーに輝く紋が特徴です。
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 ホテル(The Andaman Luxury Collection Resort Langkawi)の庭で見つけました。前夜は激しい雨でした。雨は朝には止みましたが陽射しは無く、しかし気温は28℃ほどで湿度が高い日でした。
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 上の写真とは場所は違いますが、ホテルの庭の散歩道の脇ののような地面の近くにいました。レストランの近くの建物の陰になるところでした。まだ目覚めたばかりだったようです。

 次は12時40分にホテルの裏道で見つけた蝶です。[ Simiskina proxima ]というシジミチョウでした。
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 高さ1m程の低木の葉の裏で羽化していたようです。歩いていて見えなかったのですが、なぜか気になって葉の裏を覗いてみたのです。なぜ気になったかは説明のしようがありません。
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 上の写真とは少しだけ場所が違いますが、道端のこんな環境で見つけました。

 このカーブの道から2mくらい奥にはいつもムラサキシジミの仲間がいました。晴れていても陽が射さないので写真が撮りにくい場所です。
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 この場所で午後3時40分に出逢った蝶の名は[ Poritia hewitsoni ]でした。
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 距離は2mくらいで薄暗くトリミングしていますので写りは良くないですが、キララシジミの仲間ではポピュラーな種類のようです。そういえば、2013年の10月にも一度だけこの蝶を見ましたが、時刻を調べると3時45分でした。場所も10mくらいしか離れていません。今回も翅の表が見られなかったのが心残りです。

 正体不明のシジミチョウは3種ともキララシジミの仲間でした。どの蝶も出逢いは一度だけでした。12月7日も同じ場所を何度も歩きましたが、キララシジミの仲間には一度も逢いませんでした。違っていたのは天気です。7日は陽射しの強い一日でした。出逢った蝶の数はこの日が一番多かったのですが…。ホテルの敷地の中だけで多くの蝶に、手軽に出逢えるのがランカウイ、ダタイ地区の魅力です。疲れたら部屋に帰って休めるのですから。
 名前を教えていただいたO先生に感謝をこめて。 

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Commented by yurinBD at 2015-01-28 06:26
名前が判明して良かったですね!
大学の先生にまで確認されるというのは、
なかなかできないことですが、きちんと調べる
姿勢を学ばせて頂きました。
今回のお写真で蝶の住む環境がよく分かりました。
ダタイ、アンダマン地区、素晴らしい環境ですね!
改めて「行きたい」と思いました!
Commented by fushiginomori at 2015-01-30 21:52
私の方こそ、yurinさんのブログを拝見し、
今年は香港に行きたい!と思いました。
日本の蝶もまだまだ撮れていないのに…
南国の不思議の森の魅力は抗いがたいですね。
by fushiginomori | 2015-01-17 22:59 | 海外 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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