好天という天気予報に誘われて、佐倉市からさくら市へ遠征しました。まず、上野へ出て宇都宮線で2時間弱かかって氏家に着きました。炎天下の河川敷には蝶の姿は少なく、やっと
シルビアシジミを1頭見つけました。♀のようです。
ツバメシジミの♀が産卵場所を探していました。シジミたちは既に旬を過ぎているようです。
河川敷では多くの人々が休日を楽しんでいます。バーベキューをする人、釣りをする人、この暑さの中、ランニングをする人、サッカーをする人(子供たち)も多いのです。でも、蝶を撮る人とは一人も出逢いません。
元気に飛び回っていたのは
ウラギンヒョウモンでした。こちらは新鮮でオレンジが綺麗でした。
時計は11時半を回り、シルビア探しを諦め、ミヤマシジミを探しに行きました。記憶を辿って公園内を歩きましたが、何か景色が違うのです。すっかり見通しが良くなっています。それでも、
ミヤマシジミのブルーが翔んでいるのを見つけました。
草が短く刈られて景色がなんとなく茶色っぽくなっています。ミヤマシジミは緑のある場所に見つかります。
翅が欠けていない個体ばかりだったので、ミヤマシジミは出始めなのでしょうか? 今日は花によく来ていました。
陽射しが強いので、ブルーが輝いています。
♀も見つかりました。♂と比べると活動が不活発で、一度止まると動こうとしないのでアップを狙います。暑いので動くのが億劫なのでしょうか。
♀は止まると翅を閉じたままで、表の褐色は見せてもらえませんでした。
シジミチョウは不思議です。今日はすぐに止まってくれるので撮りやすかったのですが、記憶のなかのミヤマシジミは、なかなか止まってくれずに苦労したのですが…。一体どんな条件で行動を変えるのでしょうか?