初夏の里山は、カエルの声とカレーの香りに満ちて

 お昼過ぎにいつもの里山を歩きました。目的は前回逃がしてしまったミヤマチャバネセセリです。この蝶、確実に見られるのはこの季節に限られます。
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 地味な蝶なので枯草にとまっていると気が付きません。ベニシジミとの争いに勝利し、タンポポで吸蜜です。
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 イチモンジセセリに似ているのですが、後翅裏面の付け根付近に目立つ白い紋が有るのが特徴です。今年も何とか逢えましたが、数は少ないようで、今日見たのはこの一頭だけです。
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 今度はツバメシジミがやって来ました。雄です。なかなか綺麗な個体です。
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 少しだけ翅を開きました。鮮やかなブルーです。
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 こちらは別の個体です。まだブルーは綺麗ですが、既に縁毛は傷んでしまっています。ツバメシジミの翅は他の蝶より壊れやすい気がします。
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 今日も一番多かったのはベニシジミです。翅の傷んだ個体が多くなってきました。
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 少し角度を変えただけで、ずいぶん印象が変わります。できるだけ”美人”に見える角度から撮ってあげたいのですが、細い道の傍らの草むらですので思うようにはいきません。
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 今日もモズに出逢いました。そんなに頻繁に逢う鳥ではないのですが。これは雄でしょうか?
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 田圃では既にカエルの合唱が始まっています。道の反対側の林からはアマガエルの声が。天気は下り坂のようです。風に乗って流れてくるカレーの香りは近くの工業団地の食品工場からのようです。丸鋸で下草を刈っている人がいます。その跡で虫を探すハクセキレイがいます。里山は人と生き物たちが出会う場所です。人と生き物たちが共存する場所なのです。
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 前々回、ハクセキレイを誤ってセグロセキレイと記してしまいました。お恥ずかしい限りです。(このハクセキレイは別の日に撮ったものです)
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Commented by Favonius at 2016-04-24 12:01 x
タンポポで吸蜜するミヤマチャバネセセリ、黄色と茶色のコントラストがとても素敵ですし、特徴でもある明瞭な白班紋は絵になりますね。
見られる場所が減少しつつあり、撮影し難い蝶ですよね。
昨年は懲りずに2度3度と通ってしまいました(笑)。
Commented by banyan10 at 2016-04-26 08:00
ミヤチャの吸蜜はいいですね。
僕が行く場所はあまり吸蜜が見れないので似たような写真ばかりになってしまいます。
ギンイチに比べて多く発生する蝶ではないので、ポイントは貴重ですね。
Commented at 2016-04-26 08:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fushiginomori at 2016-04-27 04:52
Favoniusさん、コメントありがとうございます。
本などによると、ミヤマチャバネセセリは、
年3回の発生となっていますが、私の近所では、
この季節以外見たことがありません。
今年も出逢えてよかったです。
Commented by fushiginomori at 2016-04-27 04:57
banyanさん、お世話になりました。
色々と教えて頂き、ありがとうございました。
ウスバの卵が無くて残念でしたが、
近々ギンイチを探しに行きたいと思います。
by fushiginomori | 2016-04-23 21:35 | 千葉県 | Comments(5)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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