路線バスの旅、台北再び(その4)

 MRT淡水線は中正記念堂から台北車站、中山、そして劍潭を南北に走り、北の終点が淡水です。台北車站からは36km、台湾のベニスと呼ばれる河口の港町です。右は淡水の駅舎です。
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 駅前から続く「老街」の入口です。道沿いには、食べ物、雑貨、土産物などの店が軒を並べています。日曜ということもあり、道には人が溢れています。
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 人込みを避けて河沿いに出ると広い公園です。左は淡水河、河口近くなので川幅は広く、流れもゆったりしているようです。右が街の方です。公園に沿って屋台がたくさん並んでいます。
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 左は別の公園の向かいにあった大きな木、右は遅い昼食の牛飯です。
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 本当は「漁人碼頭」まで行って夕日を見るのが良いのでしょうが、まだ陽は高く、今日はもう陽明山で十分歩きました。そこで近くの紅毛城に行くことにしました。写真の坂を少し登った左側が入口です。券売所があるのですが、外国人は無料で通してくれました。
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 このゆるキャラは何でしょうか? 熊の衛兵のようです。
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 熊の後ろの草むらのセンダングサにシジミチョウを見つけました。擦れていますがヤクシマルリシジミのようです。
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 紅毛城は赤レンガ造りの建物です。建物を右側へ回ったところで、私の興味は別のものへと移ってしまいました。スクランブルを繰り返す2頭のシジミチョウを見つけたのです。片方は後の翅が半分以上欠けており、もう一方はかなり色が落ちています。
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 そして、近くの花壇の中に生えたセンダングサに見たことのない蝶が・・・。
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 後で調べると、ウラヒロオビシジミのようです。翅や体の形と裏翅の模様のパターンからトラフシジミの仲間と思われます。
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 どうやら、先ほどバトルしていた2頭も同じ種類のようです。さすが台湾、街中にもこんな蝶が暮らしているのですね。
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 紅毛城を出ると道路に出て、バスで淡水駅に戻りました。MRT淡水線に乗車し、中山駅で降りました。二日目の夕食は小龍包と決めていたのです。
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 明日は烏来に出かける予定です。
Commented by yurinBD at 2016-07-05 07:25
ウラヒロオビシジミ、記事中に書かれていらっしゃるとおりトラフシジミに似ていますね!
街中でこうした蝶が見られるとは、さすが南国の台湾、いいところですね~
小龍包、おいしそうです♪
Commented by fushiginomori at 2016-07-05 14:44
yurinさん、今回は逢えませんでしたが、
ヒイロシジミと同様トラフシジミに近いグループのようです。
淡水では観光のつもりが、蝶が出て来ると…せっかくの紅毛城の記憶がありません。
by fushiginomori | 2016-07-03 20:50 | 海外 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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