北の街の公園へ(その2)

 野幌森林公園には9時少し前に着きました。案内所で遊歩道マップを頂き、自販機でお茶を買って歩き始めました。この森林公園には去年も一度訪れましたが、昨晩携帯で見つけたのが「森の日記帳」というblogでした。このblogで7月7日にメスアカミドリシジミが発生していることを知り、今日の目的地に決めたのです。昨年樹の上を飛ぶミドリシジミらしき蝶を見た場所が、どうやらこのblogに掲載されている場所のようです。何度か往復しましたがミドリシジミは現れません。10時を回った頃、一人の男性が歩いて来られました。何と、その男性が「森の日記帳」の原始林駆け回り隊さんでした。メスアカミドリシジミがよくとまる木を教えて頂きました。と、ほぼ同時に緑色の輝きが舞い降りました。
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 メスアカミドリシジミです。半開翅で表の輝きを見せてくれます。
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 メスアカミドリシジミは翅の裏面に特徴があります。前翅に1つ、後翅に2つ短い帯があります。
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 メスアカミドリシジミは3頭を数えました。互いにスクランブル発進をすると、卍飛行を繰り返します。そして、飛び立った場所の近くに舞い戻ります。
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 原始林駆け回り隊さんは、普段は鳥を撮っていらっしゃるそうで、この時期だけミドリシジミを観察されているそうです。さすが、鳥を撮る方は望遠撮影に長けていらっしゃるようで、この日の写真も私よりずっと綺麗に撮影されています。陽が射さないとメスアカミドリシジミは出てこないそうです。
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 雲が切れてよく日が当たるようになりました。メスアカミドリシジミはより翅を広げるようになりましたが、こうなると下から見上げると翅の緑が見えません。
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 下界の人間たちを見下ろしているようです。
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 原始林駆け回り隊さんにメスアカミドリシジミの行動を色々と教えて頂きました。ほぼ毎日訪れる地元の方のお話を伺うと、継続して観察する大切さがよくわかります。
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 原始林駆け回り隊さんが移動された後も、私は一人残って撮影を続けました。陽射しが強くなったためか、陽が高くなったためか、翅が緑色に見えなくなりました。
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 いつのまにか他の2頭は姿を消し、この個体だけが残りました。
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 この場所が気に入ったのか、動かなくなりました。贅沢なもので、動きが無くなると飽きてくるのです。
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 空を見上げると、再び雲が広がってきたようです。
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 陽が雲に隠れると、1頭残ったメスアカミドリシジミもどこかに飛び去りました。原始林駆け回り隊さんのお話から、メスアカ以外のミドリシジミは期待できそうにないので、移動することに決めました。二停留所先の開拓の村を11時半に出るバスで新札幌駅に戻ることにしました。
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Commented by yurinBD at 2016-07-24 21:03
北海道に精力的に遠征されていますね!
メスアカミドリシジミ、美しいですね~♪
半開翅ですと、表も裏も見えて、良いですよね!
良い距離から鮮明に撮影され、お見事です!
Commented by fushiginomori at 2016-07-25 15:46
yurinさん、地元の方はよく御存じで、
何時頃にどの木にとまるか把握されています。
同じような写真ばかりになってしまいました。
今回は、見上げての撮影になりましたが、
やはり、メスアカミドリは視線より下に撮りたいですね。
by fushiginomori | 2016-07-23 21:51 | 北海道 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


by fushiginomori