三度訪れた不思議の森で(その17)

 ランカウイではいつも長袖のTシャツで歩いていました。蛭が怖かったからです。しかし、あまりの暑さに、最後の探蝶は半袖のポロシャツで歩くことにしました。結局、タイガーリーチと呼ばれる蛭に出会うことはありませんでした。もっと怖いものには遭遇することになるのですが・・・。
 熱帯雨林に入る前の草原でオレンジ色のタテハチョウを見つけました。ミナミヒョウモンの一種だと思います。
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 せっかくの綺麗な個体だったのですが、猿の落とし物にとまりました。画面からでも臭ってきそうなので、下半分はモノクロにしました。
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 熱帯雨林に入るとタテハチョウの仲間が現れました。裏は白っぽくコムラサキのような雰囲気です。
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 結局見上げることに終始し、表を見ることはありませんでした。未だに正体不明です。
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 更に道を進むと小型のイナズマチョウを見つけました。模様のパターンから雄だとわかります。
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 前翅の尖った形からレピデアヒメイナズマとしておきます。葉の間に隠れたつもりでしょうか? 半分以上見えていますが。
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 ダタイのゲートを通ると、ガードマンは別の人に交代していました。午後の担当なのでしょう。この方もフレンドリーで、iPhoneの中の色々なイナズマチョウを見せてくれました。彼によると、ダタイにも蝶を撮りに来ている人がいて、セレブなので専任のガイドを連れて滞在しているということでした。
 午後になるとゲートの先も道まで日が当たるようになります。チャイロイチモンジを見つけましたが、だいぶ翅が傷んでいます。
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 怖いものに遭遇したのは、ゲートの前、アンダマン側です。突然カエルが飛び出してきました。一回のジャンプで2m近く飛び私の横を通って行きました。それを何かが追いかけて行きます。1mくらいの細い蛇です。カエルはどうやら逃げ切ったようです。蛇はカエルを諦めきれずにまだ探しています。そのとき、蛇は立ち上がり、ゆらゆらと波打つように上半身(?)揺らします。ガードマンが「Snake?」と言いながらゲートをアンダマン側にやって来ました。私が「でんじゃー?」と聞くと、説明してくれるのですが英語なので全くわかりません。耳に残ったのは「Poison」という単語でした。立ち上がったときにフードは無いのでコブラではないと思いますが。
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 彼の説明によると、陽が当たると体色が変わるということでしたが、よくわかりませんでした。木の枝を投げて蛇を追い払ってくれました。すぐにスネークハンターらしい人が来ましたが、蛇はどこに逃げたのか見つからなかったようです。
 少し臆病になりながら探蝶を再開しました。ウラギンシジミの仲間を見つけましたが、翅表が見えないので同定できません。すぐに飛び去ってしまいました。
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 小さなシジミチョウが舞い降りてきました。今回はシジミチョウはとても小さなものによく出逢いました。
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 拡大して見るとシロモンクロシジミでした。以前、西表島で見たことがあります。でも、一回り小さな個体でした。
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 地上2mほどの葉の上にセセリチョウを見つけました。オオシロモンセセリだと思い撮影しましたが、あとでよく見ると大きさと色合いは似ていますが、模様が違います。こちらも正体がわかりません。
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 熱帯雨林の道の探蝶は続きます。

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Commented by yurinBD at 2017-01-14 04:54
レピデアヒメイナズマ、白/水色に見える模様が独特ですね。隠れた姿が可愛いですね~。
シロモンクロシジミはかなり小さいのですね、よく見つけられましたね!
蛇はこわいですね、私は叢でも水着・サンダルで散策していましたので、出会わずにラッキーでした。次の機会には気を付けます。
Commented by fushiginomori at 2017-01-15 13:16
yurinさん、蛇は怖いですね。
それまでは、草むらもあまり気にしていなかったのですが、
ちょっとした茂みでも、入るのは躊躇ってしまいました。
とにかく、近くにガードマンがいて良かったです。
by fushiginomori | 2017-01-13 07:40 | 海外 | Comments(2)

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