青函トンネルを抜けて港の街へ(2)

 時間が早いのでロープウェイは空いています。きっと夕方になると混雑するのでしょう。でも、山頂駅に着くとそれなりに観光客で賑わっていました。日本語に混じって、あちこちで聞こえてくるのは中国語です。
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 展望台から街を眺めます。函館は海に挟まれた地形なのですね。その先端にあるのが今いる函館山です。もうじき3時になりますが、今日の夜景の見ごろは7時半からと掲示されていました。
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 山頂から登山道を下って行くとほとんど人と会わなくなります。人が少なくなると現れるのは蝶たちです。クサフジで吸蜜するのはコキマダラセセリです。鮮やかなセセリチョウです。
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 キアゲハもやって来ました。クサフジは蝶たちに人気のある花です。
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 少し高いところにハヤシミドリシジミを見つけました。トリミングして拡大してみると、少し首を傾げているのがわかります。
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 シジミチョウはお洒落が好きで、よく手入れをするのが見られます。首を傾げて、前脚を触角に掛けます。
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 そして、脚を曲げて、触角を扱くようにして汚れを取ります。
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 手入れが終わると、すっきりした表情を見せています。触角の感度も上がったのでしょう。
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 開けたところに出ると、ミドリシジミの空中戦が見られました。左側から、右・下・下の個体がハヤシミドリシジミのようです。
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 もう1頭はよくわかりません。高いところにとまりました。拡大してみると、山麓で見たミドリシジミと同じように、翅が傷んで色が落ちてしまっています。
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 ハヤシミドリシジミの方が遅めの発生なのでしょうか。新鮮な個体が多いようです。
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 翅を少しだけ広げると雌とわかりました。表は褐色で前翅に白い紋が覗いています。
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 かなり高いところに潜んでいたのは、メスアカミドリシジミの雌です。写りも悪く、拡大も限界なのですが、それでも前翅のオレンジの紋が確認できます。後翅の白い短条も二つ写っています。雌はあまり動かないので、見つかるかどうかは運次第です。
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 日暮れまで時間があるので、もう少し先まで歩いてみました。 

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Commented by yurinBD at 2017-08-05 22:55
函館でハヤシミドリシジミに出会えて、おめでとうございます!
裏翅の存在感のある太く縁取りのある白線が素敵ですね♪
クサフジで吸蜜する明るい色合いのコキマダラセセリもいいですね!
Commented by fushiginomori at 2017-08-06 21:24
yurinさん、コメントありがとうございます。
北海道でも7月下旬になると、ミドリシジミ類は旬を過ぎてしまうようです。
でも、ハヤシミドリシジミは少し発生が遅れるのか新鮮な個体が多く見られました。
ご指摘の通り、裏翅の白線は幅が広いですね。地色も銀色に輝いてとても綺麗でした。
by fushiginomori | 2017-08-05 15:48 | 北海道 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


by fushiginomori