草原の風に翔ぶ蝶を追って(その11)

 朝食の後、支度を済ませ、ガイドのバヤラさんを待ちます。今日の出発は9時の予定です。ゲルの後方、南側の丘では馬が草を食べています。この馬はキャンプで飼われているのでしょうが、いつ見ても草を食べています。
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 そして、近くにはヤクの子供の群れが、朝、少年が連れて来たのです。前から2番目のヤクが、手前の黒いヤクの肩越しにこちらを見ています。皆、首輪を着けています。
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 そこへバヤラさんがやって来て出発です。今日は写真中央の谷間を抜けて亀石まで歩く予定です。
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 まずは赤いバスのとまっている駐車場を通ってキャンプを出ました。①の茂みの辺りで黒い小さなヒョウモンモドキらしい蝶を見つけました。
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 アルケシアヒョウモンモドキとしておきます。
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 何頭かいましたが、この個体以外は茂みの奥に飛んで行ってしまいました。黒地に花火のように紋が有りますが、黒い網目と見た方が正しいのでしょうか。
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 キャンプから道路まで歩き、向かい側のキャンプの敷地に入って行きます。昨日、ミニ・ナーダムで賑やかだったキャンプです。三枚目の写真の②辺りに走って来る犬が見えました。バヤラさんが、遊牧民の住居から離れた場所では犬は襲ってくることはないと話してくれました。近づくと優しそうな犬でした。
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 ③まで歩くのに、キャンプの出口から40分かかりました。道端に、たくさんの牛の糞が干してあります。きっと蝶がいるよ、と言うバヤラさんの言葉の通り、タテハチョウが見つかりました。
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 昨日、丘の上で見たのと同じコヒオドシです。新鮮な個体のようです。
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 近づくとすぐ逃げてしまうのですが、黄色い花にとまると吸蜜に夢中です。きっと牛糞よりおいしいのでしょう。でも細い花の茎が、強めの風に大きく揺れます。
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 ピンクの花には薄茶色のヒョウモンモドキの仲間が吸蜜しています。後ろからの1枚しか撮れませんでした。種名まではわかりません。
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 同じピンクの花にはシジミチョウも来ていました。たぶんミヤマシジミだと思います。実は上のヒョウモンモドキが1枚しか撮れなかったのは、逃げられたのではなく、私がシジミの方を追いかけたからです。
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 ③の先の柱のような岩の横を通り過ぎると、道は峠となり今度は緩やかに下って行くのです。

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Commented by yurinBD at 2017-08-10 20:09
アルケシアヒョウモンモドキ、こげ茶の地色にたくさんのオレンジ、黄色の紋が散りばめられ、独特のデザインの蝶ですね~♪
こうしたモンゴルならではの蝶に出会えると、嬉しいですね!
新鮮なコヒオドシも美しいです。
さすが草原の国モンゴル、ヒョウモン系の蝶が多様ですね!
Commented by fushiginomori at 2017-08-11 06:16
yurinさん、丁寧に追いかければヒョウモン類の種類はもっと増えたと思うのです。
ヒョウモン類は花に集まることが多く、シジミも一緒にいると、
私の場合シジミの方を追いかけてしまいますので…。
ヒョウモン中心に探すと、もっと色々見つかったんだと思います。
by fushiginomori | 2017-08-10 09:01 | 海外 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


by fushiginomori