草原の風に翔ぶ蝶を追って(その12)

 峠を越えると道はなだらかな下りになり、右手は少し先に森があり、森と道の間は膝の丈くらいの草むらです。家畜の多い場所では草の丈が低いのです。伸びる前に食べられてしまうからです。風に乗って大きなシジミチョウが飛んで来ました。
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 ピンクの花にとまり翅を立てると、後翅が薄い水色なことがわかります。ニシオオゴマシジミです。名前の通りオオゴマシジミの仲間です。忙しそうに吸蜜すると、再び風に乗って飛び去りました。
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 ウスルリシジミも姿を見せました。数が少ないわけではありませんが、ヒメシジミのように、一ヵ所にまとまっていることはありません。
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 キャンプ内の蝶たちほど翅が傷んでいないのは、雨宿りの場所がたくさんあるからでしょうか?
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 でも、アサマシジミはだいぶ翅が傷んでいます。アサマシジミの方が早く発生したのかもしれません。
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 翅の表側はあまり傷んでいないようです。雨に打たれるのは翅の裏側なのですね。
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 このシジミチョウは、また少し雰囲気が違います。オレンジの紋が前翅の先まで綺麗に並んでいます。
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 翅の表が見えると雌とわかります。表はオレンジの紋は後翅だけにあります。ミヤマシジミでしょうか? 一応ミヤマシジミ?としておきます。
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 道は森が終わると一面の草原となり、下の自動車道路まで続いています。その草原の下の方にミヤマシジミ?は多く見られました。
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 黄色の花で吸蜜しているのは別の個体です。丈の低い草むらで花を探して飛び回っていました。
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 ここから湿地を越えるとテレルジのランドマーク、「亀石」があります。ここからだと後姿になります。バヤラさんは亀石まで行くつもりだったのですが、蝶がいると私が脚を止めてしまうので、ここで引き返すことにしました。
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 坂を登って行くとウスユキシジミと出逢いました。少しだけ表のブルーが覗いているので雄です。紫の花がとても似合っています。
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 今日は少し風が強いので、シジミチョウは一度舞い上がると、風に乗って飛び去ってしまうことが多く、うっかりするとシャッターチャンスを逃してしまいます。

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Commented by yurinBD at 2017-08-11 08:55
ニシオオゴマシジミという種類もいるのですね、裏翅のかなり広い面積が水色ですね~。
ウスユキシジミには惹かれます。
翅間から見えるブルーも綺麗ですね!
Commented by fushiginomori at 2017-08-12 06:24
yurinさん、ニシオオゴマシジミという名前は「モンゴル シジミチョウ」と検索して見つけました。
アオオオゴマシジミという名前も出てきましたが、あ行が並ぶと言い辛いのでニシオオゴマシジミとしました。
モンゴルでは普通種のようですが、初めて見たので逃げないよう慎重に接近して撮影しました。
by fushiginomori | 2017-08-11 07:02 | 海外 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


by fushiginomori