草原の風に翔ぶ蝶を追って(その22)

 斜面を降りて来たところでは、新鮮なアサマシジミがあちこちで見られました。
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 翅を少し開いたくらいが一番きれいに見えるようです。キャンプの辺りで見られる個体と比べるとだいぶ新鮮さが違うようです。
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 翅を閉じた姿も、裏面の白さが目立ちます。やはり、シジミチョウは縁毛の揃っているものを狙いたくなります。
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 この写真が一番気に入っています。
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 アサマシジミは数が多いので、あまり夢中になると、すぐに時間が足りなくなってしまいます。でも、こんなブルーが覗いていると、ついもう一枚ということになってしまいます。
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 谷間を入口の方に移動し、一日目に登った水源に向かい、岩の間を通って行きました。斜面を登り始める道の傍らの花にフチグロベニシジミを見つけました。
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 ベニシジミの仲間もこの辺りには数種生息しているらしいのですが、遭遇したのはこの一度きりでした。後ろにいるのはキタコヒョウモンモドキです。
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 裏面は日本のベニシジミと似ていますが、表はほぼオレンジ一色です。残念ながら撮影の機会はありませんでした。
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 小さな花を飛び回って吸蜜していました。
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 斜面を登りましたが、今日はここには蝶はあまりいませんでした。水源にも蝶の姿が無いので、諦めて斜面を降りました。入口付近でカラフトルリシジミを見つけました。風化して砕けた花崗岩の粒が道になっているところです。
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 どうやら、岩の下の方には水が染み出ているようです。カラフトルリシジミは水を求めてやって来たようです。
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 毎晩雨が続いたので、岩山の麓の地面は湿っているようです。少し開いた翅の表は他のシジミたちとは違う深いブルーです。
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 この後、昼食のためにキャンプに戻ったのは予定を30分過ぎた午後1時半でした。元プロカメラマンのバヤラさんにキャンプで撮って頂いた1枚です。今日はこの3日間で一番の好天に恵まれました。午後も雨の心配はないようです。
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 18番ゲルのお隣さんは、乗馬で亀石を見て来られたようです。このキャンプでの目標を達成されたのでしょう。昼食後、私とバヤラさんは未だ達成できていない「アポロを撮る」という目標に向かい午後の探蝶に出かけます。いよいよラストチャンスです。

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Commented by yurinBD at 2017-08-26 22:55
カラフトルリシジミはオレンジ色の紋がチャームポイントですね!
一度見てみたい蝶です。
次回はいよいよクライマックスですね、楽しみにしております!
Commented by fushiginomori at 2017-08-27 06:21
yurinさん、カラフトルリシジミは擦れた個体が多く見られました。
発生が少し早いのでしょうね。
北海道で探すのは大変なのでしょうが、テレルジでは普通種になってしまいます。
でも、見つかるのは草原ではなく、岩山の近くに多いようです。
by fushiginomori | 2017-08-26 07:12 | 海外 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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