10月30日の午前、台風一過の青空の下で出逢ったサツマシジミ以外の蝶たちをご紹介します。一番数が多かったのは
アサギマダラでした。
私にとってのアサギマダラは夏の草原をイメージさせる蝶です。でも石蕗の黄色との相性も良いようです。
アザミの花で吸蜜する姿の方は見慣れた光景です。このアサギマダラたちはどこから来てどこに向かうのでしょうか? まだ旅の途中なのは間違いなようです。
お腹が満たされると陽の当たる葉の上で翅を休めます。
テングチョウもよく見かけました。道端の草に留まって陽を受けています。
タテハの仲間で見つかったのは
アカタテハだけです。ヒメアカタテハもキタテハも見ませんでした。
アカタテハは敏感で中々近づくことができません。でも、木の枝に留まっているときに近くで撮ることができました。
シジミチョウで数が多かったのは
ムラサキツバメです。台風のせいか、尾状突起が2本揃っている個体は多くありませんでした。
木の葉に留まるとムラサキツバメは翅を広げます。この個体は雄です。
地面の近くを飛んでいるのは
ヤマトシジミです。どこで台風をやり過ごしたのでしょうか? その翅はだいぶ擦れてしまったようです。
翅の隙間から少しだけブルーが覗いています。道路の端で見つけた雄です。15分に1台程度しか車の通らない道ですが、道路の脇は下草が刈られています。そのため蝶が集まる花は多くありません。
イチモンジセセリも多く見られた蝶です。セセリチョウの仲間はこの一種だけしか見つかりませんでした。
お腹が空いたのに気づくともうお昼前でした。遍路センターの駐車場に止めてあったレンタカーに乗って「海の駅トロム」へと向かいました。昼ご飯には三色丼を選択しました。シラスにカツオのたたき、そして刺身の三色です。
午後は海岸に行ってみようと思います。