昆虫写真家海野氏のホームページや”蝶鳥ウォッチング”のyoda1さんのブログを拝見し、次の遠征に連れて行こうとTG-3を購入しました。早速
オオゴマダラを撮ってみました。
沖縄へと言いたいところですが、昨日、多摩動物公園に行ってきました。持って行ったのはTG-3一台だけです。オプションのLEDガイドライトを装着しました。
昆虫館の入口です。金属製のバッタは人気者で、いつも背中に子供たちを乗せています。しかし、さすがに晩秋の金曜日、見学者も少なくゆっくりと試し撮りができます。
入口を入ると、温室に入る前に展示があり、オオゴマダラの黄金の蛹(右下)も見ることができます。
温室に入るとそこは南国、今はキチョウの季節だそうです。3種類いるらしいのですが、私はキチョウの区別が苦手です。後翅がまるいので
タイワンキチョウでしょうか。とにかく夥しい数のキチョウたちが飛び交っていました。
TG-3は期待以上の使い勝手でした。
タテハモドキを狙ってみました。
”天然もの”のタテハモドキはかなり敏感でなかなか近づけないのですが、”養殖もの”はこんなアップも狙えます。
そこで深度合成を試してみました。
じっとしている蝶を狙わないといけません。枝を見ると効果があるようですが、手持ちなのでぶれてしまいます。私には技術的に無理があるかもしれません。もっと練習を重ねないと。連写で合成する1枚目(左)と合成したもの(右)がSDカードに残ります。バッタでも試してみました。
昆虫館には大型の蝶が多いので、TG3は十分実力を発揮できるようです。あまり倍率を上げなければ画質も満足できるものです。
ツマムラサキマダラ、この個体は裏の模様が綺麗でした。
リュウキュウアサギマダラです。他にアサギマダラ、スジグロカバマダラも舞っていました。タテハチョウ類ではタテハモドキの他イシガケチョウ、カバタテハが見られました。
アゲハ類では
シロオビアゲハが一番多く見られました。これは紅紋型の♀ですが、白い紋が消失しています。他のアゲハ類はクロアゲハ、ナミアゲハ、アオスジアゲハが見られました。
ツマベニチョウです。表は派手ですが、裏は周りの風景に溶け込んでいます。シロチョウではキチョウ類の他スジグロシロチョウがいました。シジミチョウ類はヤマトシジミが見られました。
蝶のいない季節にはこういった施設は貴重な存在です。来月は不思議の森まで出かける予定です。TG3は遠征のメンバーとして連れて行くことに決定です。