4月21日、最終日は午前2時45分にモーニングコールで起こされ、ホテル出発は3時45分です。早朝の道にはバイクの群れもなく、バスでタンソンニャット国際空港までは30分程で到着します。空港にガイドさんは入れないということで、入口で見送られました。普通のツアーではチェックインはガイドさんが手伝ってくれるのですが、ここから自力で帰らなくてはならないのです。
帰りの座席はグループなどの配慮は一切ないようです。出国検査の係員も軍服姿で、改めてベトナムが共産主義国家であることを思い出しました。
復路の飛行機は予定通り、6時10分にベトナムを発ちました。成田着13時50分の予定ですが、13時45分には空港のビル内を歩いていました。時差が2時間あるので5時間半ほどのフライトでした。時差以上に大きいのは温度差でした。前日の35℃に対し、この日の成田の気温は17℃、実に20℃の温度差でした。
今回のベトナム旅行はとてもリーズナブルで、しかもとても価値あるものでした。東南アジアに行くといつも感じるのは、日本の豊かさです。余るほどの豊かさです。しかし、その代償として日本が失った”活気”で、ホーチミンの街は満たされていました。