真昼の散歩道

 大袈裟ですが、真夏のお昼に散策に出かけるには”覚悟”が必要です。久々に里山を歩こうと家を出たのは丁度正午でした。2時に予定があったので僅かな時間です。
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 休耕田の畦道のシロツメクサの近くの草の葉で、翅を伸ばすツバメシジミを見つけました。きっと雌を待っているのでしょう。シロツメクサの近くを離れません。上の個体の近くにもう1頭、こちらの方が一回り小さいようでした。
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 葛の花にはルリシジミの雌が産卵場所を求めて訪れるのですが、葉の陰に潜ってしまい見失ってしまいました。カメラに収めたのは吸水する雄の姿です。昨日は激しい雨が降ったので地面は未だ濡れています。
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 再び休耕田の畦道に戻ると、シロツメクサに来ていたのはベニシジミでした。
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 裏面は春型とほとんど変わりませんが、表面は赤い部分が少なく全体的に黒っぽい印象になります。
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 もう1頭見つけたベニシジミは、ずっとくすんだ色合いでした。この2頭は相性が悪いようで、すぐにバトルを始めます。
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 林縁を歩いているとカミキリムシが飛んで来ました。身体は褐色なのですが、長い触角は黒白の模様です。調べてみるとクワカミキリでした。
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 地面で吸水するアゲハを見つけました。翅の傷みがひどく、一見では種類がわかりません。遠目からの写真を拡大してみると、クロアゲハとわかります。
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 吸水が済むと、低木の葉で翅を休めます。後翅のダメージが酷く、腹部にも傷を負っているようです。しかし、元気に飛び回っていました。一体どんな”蝶生”を送ってきたのでしょうか?
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 今日は、最も”普通種”のシジミたちに遊んでもらいました。残る1種はヤマトシジミです。
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 ヤマトシジミは里山よりも庭でたくさん見られるのです。ヤマトシジミも今が盛りのようです。
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 もし、暑さにめげて家を出るのを躊躇っていたら、平凡なシジミたちの夏の装いを見ることはできなかったのです。

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Commented by yurinBD at 2015-08-17 11:44
今年の夏の暑さは、危険を感じるほど暑いですね(苦笑)
ツバメシジミの表翅のブルー、とても爽やかで綺麗ですね!
私も撮影したいのですが、なかなか開翅まで待てず、
撮り損ねてしまっています・・・(反省)
シジミ蝶達の夏の装い、楽しませて頂きました!
Commented by fushiginomori at 2015-08-18 07:29
yurinさんコメントありがとうございます。
夏のシジミたちが羽化するタイミングだったようです。
田圃の近くはトンボが多いので、
翅が綺麗なのは、僅かな間なのだろうと思います。
by fushiginomori | 2015-08-15 23:08 | 千葉県 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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