晴れ間の散歩道

 8月から早くも始まった”秋の長雨”、やっと陽が出た土曜日の昼過ぎ、いつもの里山を歩きます。実に半月ぶりの晴れ間です。8月中ごろから数を増したイチモンジセセリの中に、雰囲気の違うものが1頭混じっていました。チャバネセセリのようです。
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 蝶たちも久しぶりの陽の射す時間を惜しむかのように飛び回ります。道の轍の間に続く細い草むらのカタバミにはヤマトシジミが発生していました。かなりの数です。
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 ムラサキシジミも数を増しています。ムラサキシジミは道の端の林縁に見つけられます。ここで出逢うのは殆どが雌です。
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 雨が続いたのでアマガエルは元気いっぱいです。
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 そして、やっと出逢えたのは、休耕田の笹薮の中にひっそりと翅を休めるゴイシシジミです。
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 待望の出逢いです。例年ゴイシシジミが見られたのは道と林の間の草むら、林縁に生えた笹の茂みでした。草刈りが進んで林縁に笹が無くなってしまったのです。
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 上の個体を見ると、だいぶ翅が傷んでいますので、見つけられなかっただけで、ずっとこの休耕田の笹薮の中で暮らしていたのでしょう。今年初の嬉しい出逢いでした。
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 もう一つの出逢いは、遂に現れたと言った方が良いのでしょう、アカボシゴマダラです。ここで見るのは初めてです。後翅の赤がとても鮮やかです。
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 目の前にクロアゲハが舞い降りて止まりました。まるで写真を撮ってくれと言っているようです。しばらくじっとしてモデルを務めてくれました。
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 夏型のキタテハです。まだ9月も初旬ですから当然夏型なのですが、最近の天気からつい秋のような気になってしまいます。今年はキタテハもあまり見ていません。数が減っているようです。
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 ルリシジミの雌です。翅の表を見せてくれました。
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 天気予報はこの先も雨のようです。たった1日の好天でした。このチャンスにゴイシシジミと出逢えたことは何よりの幸せです。また、アカボシゴマダラはここに住みつくのか気になるところです。

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Commented by yurinBD at 2015-09-07 07:00
ゴイシシジミと出会うことができ、良かったですね!
他の生き物に依存する蝶は発生地なども不安定な
ようですが、確りと生き続けて欲しいですね!
クロアゲハは翅の傷んだ個体が多い印象がありますが、
お写真のクロアゲハはとても綺麗ですね!
Commented by fushiginomori at 2015-09-08 17:43
yurinさん、ゴイシシジミはあちこちの茂みを覗いて回り、
やっと見つけました。
知らない人が見たら、かなり怪しいですよね。
by fushiginomori | 2015-09-06 21:47 | 千葉県 | Comments(2)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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