夏の名残の散歩道(後編)

 この日、季節が夏から秋に移ったと感じた一番の理由は、コスモスにヒメアカタテハの組み合わせを見たからです。このコスモスは菜園の脇に咲いていました。
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 ヒメアカタテハは夏でも見ることはありますが、コスモスの咲く頃、その数を増します。
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 熟した柿の実や夕焼け空と同じオレンジ色を翅に宿すこの蝶は、やはり秋が似合う蝶なのです。
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 雨が続いたせいか、田圃を横切る農道の端にキノコが並んでいました。名前はわかりませんが、毒があるのでしょうか? それとも食用になるのでしょうか? 気になりましたが、試してみる勇気はありません…。
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 今日こそはキタキチョウを撮ろうと、105㎜マクロに1.4倍のテレコンを着けて狙いました。狙っていたのは私だけではありません。でも、安心してください、キタキチョウは無事でした。
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 このところ、以前は見なかったハグロトンボを見かけるようになりました。この個体は雌だと思います。今日は特に数が多いようです。
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 蝶が少ないと感じた理由はセセリチョウの数が減ったからかもしれません。先週は多くのセセリたちがビュンビュン飛び回っていました。ダイミョウセセリはこの1頭だけでした。
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 チャバネセセリはだいぶ鱗粉が落ちていました。心なしか元気が無いように見えました。セセリの仲間の同定は苦手ですが、擦れた個体は余計に難しくなります。
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 道端は下草刈りが進んだせいか、花も多くありません。今日一番蝶を集めていたのは、田圃の畦道に咲くニラの花でした。イチモンジセセリです。
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 ツマグロヒョウモンも吸蜜にやって来ます。この個体は翅の褄が黒くない雄です。
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 ヒメアカタテハと花を取り合っていましたが、一回り大きなツマグロヒョウモンが優勢でした。追われたヒメアカタテハはどこかに飛び去りました。
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 このニラの花には蜂や虻に蟻、そして小さなベニシジミも訪れます。

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Commented by yurinBD at 2015-09-21 21:39
コスモスで吸蜜するヒメアカタテハ、
とても綺麗ですね!
今日コスモスを購入し、庭に植えてみましたので
ヒメアカタテハの飛来を楽しみに待ちます。
キタキチョウを狙っているのはクモでしょうか?
無事で良かったです。
この時期、ニラの花も大人気ですね!
Commented by khaoyai_m2 at 2015-09-22 06:52
実は今信州にいます。ヒメアカタテハは、昔から秋の蝶でした。ツマグロヒョウモンは、昔は信州にいなかったのに、今頃の信州では普通種になってしまいました。タイでは、どちらも北部の蝶です。
Commented by fushiginomori at 2015-09-22 22:15
yurinさん、ヒメアカタテハが来ると良いですね。
以前、ナガサキアゲハがコスモスで吸蜜していたのを見たこともあります。
でも、一番喜ぶのはツマグロヒョウモンかもしれませんね。
Commented by fushiginomori at 2015-09-22 22:19
khaoyaiさん、信州にいらしたのですか。
どんな蝶に出逢えたのでしょうか?
blogに日本の蝶が登場するのも楽しみです。
by fushiginomori | 2015-09-21 15:34 | 千葉県 | Comments(4)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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