マダラチョウの続きです。この蝶は雨が止むと姿を現しました。てっきり〇〇ムラサキマダラか〇〇ルリマダラだと思い撮影しました。
後で
ビロードマダラの雄とわかりました。yoda1さんがblogに前翅の下縁の丸みや性標の特徴を書かれていたため同定ができました。
前翅は”ムラサキ”ではなくブルーです。深いブルーは曇り空の下でも十分輝いていました。初めて見ましたが中々美しい蝶です。
ルリマダラの仲間なのでしょうが、同様に翅の裏面は地味です。
オレンジ色のマダラチョウは
カバマダラです。これは沖縄などでも見られる蝶です。
鳳園の外の空き地のセンダングサで吸蜜していました。
こちらは園内です。後翅の内側の瘤のようなものが性標です。この個体は雄です。
翅脈が黒いのは
スジグロカバマダラです。カバマダラと比べると数は少なかったのです。これも沖縄で普通に見られる蝶です。
ジャノメチョウの仲間は傷んだ個体が多く、また雨のせいか、ほとんどが草むらの奥に潜んでいて撮れる機会がありませんでした。しかし、一頭の
コウラナミジャノメが葉の上に止まりました。
そして翅を開き翅表も見せてくれました。コジャノメやコノマチョウの仲間も見かけましたが、残念ながら撮影の機会はありませんでした。
園外の事務所の近くで派手なジャノメチョウに出逢いました。
ヒメシロオビヒカゲです。翅は茶色というよりえんじ色に見えました。何枚も撮ったのですが、暗かったのでこの写真1枚だけが何とかお見せできるものです。元の色の鮮やかさとは遠いのですが…。
次はタテハチョウです。