網走、湖の畔で(その1)
2016年 07月 16日
娘から貰った父の日のプレゼントの航空券を手に、向かうのは初めての女満別空港です。羽田を7時10分に発ち8時50分には女満別空港に着陸したのです。気温は11℃、雨でした。
今回の目標は「原生花園でカバイロシジミを撮る」でした。予定では9時25分発の「知床エアポートライナー」に乗り、10時16分に小清水原生花園に降り立つはずだったのです。それがあいにくの雨、とりあえず先に宿に向かうことにしました。空港から網走行の連絡バスに乗り、20分で最寄りのバス停に到着します。
今回の宿は、網走湖温泉の「旅館もとよし」です。荷物を預かって頂き、歩いて30分程の「呼人探鳥遊歩道」に行くことにしました。まずは、バスで来た道を空港方面に戻ります。右手は網走湖です。
一つ目のバス停の手前を右に曲がります。すぐに遊歩道の入口が見つかりました。
遊歩道は網走湖に突き出た小さな半島にあります。入口付近には水芭蕉の群落があります。花はとっくに終わっていますが。
雨は強まり、足元も悪いので、遊歩道の散策は諦めざるをえませんでした。宿で教えて頂いた湖畔のレストランで昼食をとり、時間はまだまだ早いのですが再び宿に向かいました。着く頃には雨が弱くなっていたので、裏の空き地を探してみました。そして思わぬ蝶と出逢ったのです。
シロオビヒメヒカゲです。数年前にウトロで見たことはあるのですが、写真は撮れませんでした。なかなか敏感で近づく前に逃げられてしまったのです。しかし、今日は雨のせいか、じっとしているので、マクロで撮影することができました。
結局、この後も雨は止まず、チェックインの時間にはまだ早かったのに、12時半頃部屋に通して頂きました。しかも、風呂の掃除も先にしてくれていたので、ゆっくりと温泉を楽しむことができました。明日のバスの時間を調べ、テレビを見ているうちに眠ってしまいました。夕食はホタテフライと名物のモヨロ鍋です。
明日は原生花園でカバイロシジミを探す予定です。
北海道、イイですね~♪
シロオビヒメヒカゲの初撮影、おめでとうございます!
オレンジ色の縁と斑紋が鮮やかで、独特の魅力がありますね!
将来、是非出会ってみたい蝶です。