北の街の公園へ(その2)
2016年 07月 23日
メスアカミドリシジミです。半開翅で表の輝きを見せてくれます。
メスアカミドリシジミは翅の裏面に特徴があります。前翅に1つ、後翅に2つ短い帯があります。
メスアカミドリシジミは3頭を数えました。互いにスクランブル発進をすると、卍飛行を繰り返します。そして、飛び立った場所の近くに舞い戻ります。
原始林駆け回り隊さんは、普段は鳥を撮っていらっしゃるそうで、この時期だけミドリシジミを観察されているそうです。さすが、鳥を撮る方は望遠撮影に長けていらっしゃるようで、この日の写真も私よりずっと綺麗に撮影されています。陽が射さないとメスアカミドリシジミは出てこないそうです。
雲が切れてよく日が当たるようになりました。メスアカミドリシジミはより翅を広げるようになりましたが、こうなると下から見上げると翅の緑が見えません。
下界の人間たちを見下ろしているようです。
原始林駆け回り隊さんにメスアカミドリシジミの行動を色々と教えて頂きました。ほぼ毎日訪れる地元の方のお話を伺うと、継続して観察する大切さがよくわかります。
原始林駆け回り隊さんが移動された後も、私は一人残って撮影を続けました。陽射しが強くなったためか、陽が高くなったためか、翅が緑色に見えなくなりました。
いつのまにか他の2頭は姿を消し、この個体だけが残りました。
この場所が気に入ったのか、動かなくなりました。贅沢なもので、動きが無くなると飽きてくるのです。
空を見上げると、再び雲が広がってきたようです。
陽が雲に隠れると、1頭残ったメスアカミドリシジミもどこかに飛び去りました。原始林駆け回り隊さんのお話から、メスアカ以外のミドリシジミは期待できそうにないので、移動することに決めました。二停留所先の開拓の村を11時半に出るバスで新札幌駅に戻ることにしました。
メスアカミドリシジミ、美しいですね~♪
半開翅ですと、表も裏も見えて、良いですよね!
良い距離から鮮明に撮影され、お見事です!
何時頃にどの木にとまるか把握されています。
同じような写真ばかりになってしまいました。
今回は、見上げての撮影になりましたが、
やはり、メスアカミドリは視線より下に撮りたいですね。