4年ぶりに訪れたこの場所ですが、ミヤマシジミも、クロツバメシジミも健在で、というより以前よりも数が多いようでホッとしました。ここで出逢った他の蝶たちもご紹介しておきます。その前に、
クロツバメシジミをもう1枚、葉の上で休む姿です。
今日の最初の1枚は
ツバメシジミ、雌です。まだカメラの準備をしていなかったので、TG-3で撮影しました。
そして、今日最後の1枚もツバメシジミです。こちらは雄、午後2時少し前です。クロツバメは食草の周りの限られた場所で見られ、他の場所はツバメシジミの縄張りのようです。
ベニシジミはこの1頭だけでした。ミヤマシジミと花を取り合っていました。
ルリシジミも同じ場所で見つけました。雄です。
ヒメアカタテハも花を訪れていました。この辺りはクロツバメはあまり見られません。草むらに食草、ツメレンゲが無いからです。代わりに色々な蝶が見られました。
人懐こいのは
コムラサキです。実はこの子が最初にとまったのは、クロツバメを撮影中のカメラのレンズです。そして、次に私のバッグにとまりました。クロツバメシジミが多い場所で、バッグを石の上に置いておきました。汗を乾かすため、背中に接していた面を上にしていました。その私の汗が彼にはご馳走だったようです。レンズにとまったのも目的は同じです。
雄なので翅の表に紫が見られるはずですが、陽射しが無いので綺麗には出ないのが残念です。
近くを探すと、河原に何本か小さな柳の木がありました。彼はこの後もずっと怪しい侵入者、私を監視していたのです。
午後2時過ぎにここを移動したとき、遂に雨粒が落ちてきました。しかし、松本に着く頃には雨は上がっていました。松本駅で乗ったのはあずさではありません。2時53分発のワイドビューしなの16号、名古屋行きです。隣の列車が新宿行のあずさです。
夕暮れの名古屋駅です。JRセントラルタワーズができてから来たのは初めてです。上まではフレームに入りませんが、左がホテル、右がオフィスビルです。
ミヤマシジミにもクロツバメシジミにも逢えたので祝杯を挙げたいところですが、私はお酒が飲めません。そこで、味噌カツにしようか、エビふりゃーにしようかと迷ったのですが、名古屋の名店「矢場とん」が両方かなえてくれました。写真右端の小皿、奥が普通のソースで、手前が味噌のソースです。
名古屋に来た目的は…もちろん、それはもう一つのクロツバメです。