そして、しなの16号で

 4年ぶりに訪れたこの場所ですが、ミヤマシジミも、クロツバメシジミも健在で、というより以前よりも数が多いようでホッとしました。ここで出逢った他の蝶たちもご紹介しておきます。その前に、クロツバメシジミをもう1枚、葉の上で休む姿です。
そして、しなの16号で_f0310988_06304702.jpg
 今日の最初の1枚はツバメシジミ、雌です。まだカメラの準備をしていなかったので、TG-3で撮影しました。
そして、しなの16号で_f0310988_06321875.jpg
 そして、今日最後の1枚もツバメシジミです。こちらは雄、午後2時少し前です。クロツバメは食草の周りの限られた場所で見られ、他の場所はツバメシジミの縄張りのようです。
そして、しなの16号で_f0310988_06325534.jpg
 ベニシジミはこの1頭だけでした。ミヤマシジミと花を取り合っていました。
そして、しなの16号で_f0310988_06333888.jpg
 ルリシジミも同じ場所で見つけました。雄です。
そして、しなの16号で_f0310988_06350697.jpg
 ヒメアカタテハも花を訪れていました。この辺りはクロツバメはあまり見られません。草むらに食草、ツメレンゲが無いからです。代わりに色々な蝶が見られました。
そして、しなの16号で_f0310988_06370155.jpg
 人懐こいのはコムラサキです。実はこの子が最初にとまったのは、クロツバメを撮影中のカメラのレンズです。そして、次に私のバッグにとまりました。クロツバメシジミが多い場所で、バッグを石の上に置いておきました。汗を乾かすため、背中に接していた面を上にしていました。その私の汗が彼にはご馳走だったようです。レンズにとまったのも目的は同じです。
そして、しなの16号で_f0310988_06402535.jpg
 雄なので翅の表に紫が見られるはずですが、陽射しが無いので綺麗には出ないのが残念です。
そして、しなの16号で_f0310988_06470345.jpg
 近くを探すと、河原に何本か小さな柳の木がありました。彼はこの後もずっと怪しい侵入者、私を監視していたのです。
そして、しなの16号で_f0310988_06491667.jpg
 午後2時過ぎにここを移動したとき、遂に雨粒が落ちてきました。しかし、松本に着く頃には雨は上がっていました。松本駅で乗ったのはあずさではありません。2時53分発のワイドビューしなの16号、名古屋行きです。隣の列車が新宿行のあずさです。
そして、しなの16号で_f0310988_06514323.jpg
 夕暮れの名古屋駅です。JRセントラルタワーズができてから来たのは初めてです。上まではフレームに入りませんが、左がホテル、右がオフィスビルです。
そして、しなの16号で_f0310988_06565659.jpg
 ミヤマシジミにもクロツバメシジミにも逢えたので祝杯を挙げたいところですが、私はお酒が飲めません。そこで、味噌カツにしようか、エビふりゃーにしようかと迷ったのですが、名古屋の名店「矢場とん」が両方かなえてくれました。写真右端の小皿、奥が普通のソースで、手前が味噌のソースです。
そして、しなの16号で_f0310988_07022116.jpg
 名古屋に来た目的は…もちろん、それはもう一つのクロツバメです。
Commented by yurinBD at 2016-09-17 08:06
この場所はシジミチョウたちがたくさんで、fushiginomoriさんには嬉しい場所だったでしょうね!
コムラサキ、この時期でも綺麗な個体ですね~♪
そして、松本から新宿方面ではなく名古屋行き!
楽しい展開ですね、次の記事も楽しみにしております!
Commented by 浅間の煙 at 2016-09-17 12:27 x
以外にも名古屋へ迂回したことが興味をひきますね。
きっと外来クロツかと思いますが、次回を期待してます!
Commented by fushiginomori at 2016-09-17 14:24
yurinさん、ありがとうございます。
ここにはシジミチョウだけでなく、シマヘビも多く、
中の一匹は土手の斜面に巣穴があって、
私が前を通るたびに、出たり入ったりを繰り返していました。
Commented by fushiginomori at 2016-09-17 14:26
浅間の煙さん、またまたお察しの通りです。
前から気になっていたのですが、わざわざ行くには名古屋は遠いので、
この際、長野から回ってみようと思いました。
by fushiginomori | 2016-09-17 07:16 | 長野県 | Comments(4)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


by fushiginomori