道端には、ナズナ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなど小さな花たちが蝶を呼んでいます。やっと
キタテハが目を覚ましたようです。
三連休の最終日、里山を歩く人はいつもより多く、釣竿を持った小学生の笑い声が聞こえてきます。そして、今まで姿を見せなかったキタテハたちが一斉に姿を現しました。
春の陽射しに浮かれたのか
キジまで姿を見せました。かなり遠かったので、だいぶ拡大しています。
道に降りて来たのは
ヤマガラです。とても鮮やかな色合いです。道に落ちている木のみを探しているようでした。
木を見上げると
カワラヒワが二羽。賑やかに囀っていました。
ムラサキシジミも眼を覚ましたようです。陽射しの中で広げた翅は雄のものです。
越冬した個体にしてはまだ新鮮です。この冬は眠りが深かったのかもしれません。
次に
ベニシジミを見た場所に行くと今日もいました。オオイヌノフグリで吸蜜していました。
ベニシジミが発生しているのは未だここだけです。北西側には林があって陽当りの良い田圃の中の道です。風が弱く暖かい場所です。一週間でだいぶ緑が増えました。
道から田圃へ続く斜面に
スジグロシロチョウを見つけました。カラスノエンドウで吸蜜していました。
花をつけているのは草だけではありません。見上げるとコブシも咲いていました。
今日、撮影を断られた蝶たちの名前も挙げておきます。モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、アカタテハ、ルリタテハの5種です。