マーキングされた
アサギマダラを見つけました。昨日に続き2頭目です。マーキングのルールを知らないので後で調べてみると、「アラセ」が地名、「10/18」は日付、そして、マーキングした方が「Doi」さんと言うことでしょうか?台風の風に乗ってどこから来たのかと思いましたが、どうやらDoiさんは高知の方のようです。
台風の翌々日も多くのアサギマダラが舞っています。9時頃は陽の当たる常緑樹の葉の上で陽を浴びていました。
陽が登ってくると訪花する個体が目立って来ます。下草が刈られてからだいぶ日は経つのでしょうが、まだ十分な数の花はないよういで、あちこちで花の取り合いが始まりました。この蕾はまだ少し早いのではないでしょうか?
サツマシジミとは少し感じの違うシジミチョウが飛んでいました。留まった裏翅の模様は
ルリシジミのものでした。
ルリシジミは翅を少し広げました。前翅の表のブルーはサツマシジミと似ていますが、白い紋が無いので翅を開けば区別は容易です。
翅を閉じたまま日向ぼっこする
ムラサキシジミです。ルリシジミ同様昨日は見ていません。ムラサキツバメに似ていますが、ムラサキシジミには初めから尾がありません。
ムラサキツバメは大型で数も多く見られました。違いは尾状突起の有無だけでなく、裏翅の模様も異なります。
こちらは開翅した雄です。表翅の全体が紫がかった濃い青です。見る角度によっては銅色に見えます。
雌は紫の紋が翅の中央部に見られます。紋はムラサキシジミと似ていますが、ムラサキシジミの雌の紋の色は薄い青色です。
ウラナミシジミも吸蜜に花を訪れました。海岸には多く見られたウラナミシジミですが、ここには多くないようです。この個体は雌です。
気温は昨日より低いのですが、風が無いので陽が当たると暑いくらいです。蝶たちには心地よい天気なのでしょう。昨日より数が多いようです。
テングチョウも翅を開いて陽を浴びます。
ただタテハ類は今日も
アカタテハだけです。他のタテハも探してみたのですが、今日も見つかりませんでした。
午前11時を過ぎたのでそろそろ戻ることにしました。遍路センターの駐車場に戻るとワゴン車でお遍路さんが数名到着したところでした。歩く方、車で廻る方、バスツアーで来る方、お遍路さんにも色々なスタイルがあるようです。
午後4時の飛行機ですが、少し早く出発することにしました。途中で昼食を摂ることと、台風で心配している家族にお土産を探す時間が十分取れました。来た道を戻るのですが、やはりキラキラ光る海沿いを走るのは往路とは全く違います。台風の翌々日です。