2017年をふりかえる(弐)

 昨日から始めた一年の振り返り、2日目はミドリシジミです。今年は今まで気づかなかったミドリシジミの習性が一つわかりました。皆さまはもうよく御存じのことかもしれませんが。

<ミドリシジミ 2017.6.4 神奈川県横浜市戸塚区>
毎年出かける横浜の公園ではミドリシジミの発生が減っているようです。公園を管理している方から伺った話ですが、冬に採卵のためにハンノキの枝を折られてしまったそうです。悲しくなりますね。
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<ミドリシジミ 2017.6.5 千葉県松戸市>
松戸市の公園では、今年は湿地の低い場所でたくさん見られました。ミドリシジミは陽の当たる角度で色が変わって面白いですね。
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<ミドリシジミ 2017.6.5 千葉県松戸市>
これはほとんどアオシジミです。木の上だとせっかく開翅してくれても表が見えません。湿地の草に留まると表は撮りやすいのですが木道の上からの撮影になるので角度が限定されます。
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<ミドリシジミ 2017.6.10 千葉県松戸市>
青いミドリシジミも嫌いではありませんが、やはりエメラルド色が綺麗ですね。もう少し前から撮れると一番綺麗に見えるのですが、注文通りにはなりません。
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<ミドリシジミ 2017.6.10 千葉県松戸市>
6月も10日になると雄の翅には傷が目立つようになります。今日もミドリシジミが多く見られるのはこの湿地です。数名のカメラマンが開翅を待っていました。中には毎日通っている方もいらっしゃいます。
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<ミドリシジミ 2017.6.10 千葉県松戸市>
この湿地、東側に木があって朝は陽当りが良くないのです。その木陰にはじっと翅を閉じたミドリシジミが数頭ばらばらに留まったまま動かずにいます。
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<ミドリシジミ 2017.6.10 千葉県松戸市>
ミドリシジミは動きませんが、陽が高くなると木の影が動きます。そして陽が当たると動かなかったミドリシジミが翅を広げます。AB型の雌でした。そして1分ほど陽を浴びると木の上に飛び去りました。
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<ミドリシジミ 2017.6.10 千葉県松戸市>
せっかく待っていた人たちが諦めて移動してしまってからこのショーは始まりました。順に陽が当たって行くわけですから、その動きに合わせて移動すると次々にミドリシジミは開翅し1分ほどで飛び去ります。
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 翅を閉じたまま残っていた個体はほとんどが雌でした。最後の個体はBかABか迷いますが、この一日で4つすべての型が見られたのは、陽の動きと雌の開翅の関係がわかったからです。でも、天気や気温などの影響があるのかもしれませんので、来年も確認する必要があると思っています。

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by fushiginomori | 2017-12-27 07:43 | ふりかえり | Comments(0)

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