冬のチェンマイへ(その16)

 上の道と下の道を繋ぐ斜面を登り切ったところで敏捷に飛び回るシジミチョウらしい小さな蝶を見つけました。眼で追うのも苦労しましたが、シジミチョウは路面の落ち葉の上に留まりました。
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 あんなに素早く飛翔していたのに、留まるとじっと動かなくなりました。そこで近寄って撮影することができました。ミツボシフタオツバメです。確かに4本の尾状突起があります。目玉には模様が浮き出ています。
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 斜面の脇の茂みに止まったとき、翅の表のブルーが見えました。角度が悪いのですが、回り込むことができない場所でした。
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 こちらも斜面に現れたシジミチョウです。顔の形状からムラサキシジミの仲間のようです。
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 翅の裏の色の濃い部分は紫がかった茶色、薄い部分は黄色に近い薄茶色です。尾状突起は無いようです。翅の形もムラサキシジミによく似ています。
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 帰国してから手に入れた「タイ国の蝶vol.2」で調べるとナカジロムラサキシジミとわかりました。タイ国の蝶はとても素晴らしい本なのですが、標本の写真なので、色が微妙に違って見えるので探すのに苦労しました。
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 モンヒカリトラフシジミが吸蜜していました。翅の外側が大きく欠けていました。これだけ翅が欠けていても、飛ぶのに支障はないようです。
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 吸蜜が終わると葉の上で翅を伸ばしました。昨日は見られなかった翅の表面は太い黒い縁取りに中央はブルーでした。翅が欠けていたのがとても残念です。
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 こちらは別の個体です。右後翅に深い傷はありますが、他に欠けている部分はないようです。でも、このモンヒカリトラフシジミは翅を広げてくれませんでした。思う通りにはならないですね。
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 最後はメスアオトラフシジミです。半開翅の翅の色は赤銅色です。
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 つまり、青くないのでメスアオトラフシジミの雄ということになるのです。
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 だいぶ翅がいたんでいますが、翅の裏は赤味の強い茶色です。タイは11月から2月が乾季なのですが、乾季といっても晴天が続くというイメージとはだいぶ違うようです。特に北部は標高も高いので南部とは気候も違うようです。それでも最終日は晴天だったため、気温も上がり多くの蝶が姿を見せてくれました。
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 チェックアウトが16時と遅いので、15時過ぎに探蝶を切り上げ部屋に戻り、シャワーを浴びてからフロントに向かうことにしました。

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by fushiginomori | 2018-02-25 13:36 | 海外 | Comments(0)

千葉の里山、近郊の公園、そして南の島の不思議の森で出逢ったシジミチョウをご紹介します


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