始発電車に揺られて神奈川へ、先週教えて頂いた
オオミドリシジミの棲息地を訪ねました。今日は暑くなりそうです。
遊歩道の入口でお会いした方が、カメラを持っていらっしゃったので、もしやと思って伺うと、ポイントまで案内してくださいました。
なんとそこに、この場所を教えてくださった方も見えていました。
オオミドリシジミはいつもより少ないとのことですが、私には十分な数です。やはり見上げる位置に留まります。案内してくださった方に、低い位置に留まる場所を教えて頂きました。
あちこちで4~5頭が絡む卍飛行を繰り広げます。雄同士は仲が悪いのかと思うと、こちらは同じ葉に仲良く留まっています。
雌も姿を現しました。オオミドリシジミの雌はミドリシジミのような型は無いようです。
書籍によると後翅表の外縁に青い細い線があると書いてありましたが、写真を拡大してみると確認できます。雌を見るのは初めてです。
蝶がたくさんいるのはとても嬉しいことなのですが、直ぐスクランブル発進するので、留まったらすぐに撮らないと飛んでしまいます。でも、バトルが終わると還ってくることが多いのです。それぞれの個体にお気に入りの場所があるようです。
9時半を過ぎた頃からテリ張りをする個体が減っていきます。
この個体は、吸水のために下に降りて来たようです。地面や下草に水滴を探しているようです。
次の写真も降りて来たオオミドリシジミです。同じような光景です。実は場所が違うのです。案内していただいた方が、オオミドリのテリ張りが終わり、別の公園に移動するということで、車に便乗させていただきました。移動した先のオオミドリシジミなのです。
正午近くで陽射しも一段と強くなっています。
ウラナミアカシジミは茂みの奥に隠れています。
今年初の
ミドリシジミも当然開翅の時間は終わっています。葉の上の水分を舐めています。
それでもミドリシジミは翅を広げてくれました。陽が当たらない場所だったので綺麗な緑は出ていないのですが、これ以上望むのは贅沢過ぎますね。
今日の〆はミズイロオナガシジミです。低い位置に留まっているのを教えて頂きました。
オオミドリシジミの棲息地を教えてくださった方、ポイントの案内と車で送ってくださった方、公園で蝶のいるのを教えてくださった方、皆さまのお陰で平地産のゼフィルスを楽しむことができました。ありがとうございました。