ツアーで沖縄、ついでに探蝶記(捌)

 三日目の朝、朝食から戻って部屋のベランダに出てみました。部屋のあるオーシャンタワーからウィングタワーを眺めました。ホテルの名前はちょっと長く「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」といいます。沖縄サミットのときにロシアのプーチン大統領が宿泊したそうです。
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 オーシャンタワーは筒状です。内側に通路、通路に面してドアが並び、筒の外側がバルコニーになっています。筒状の建物の中庭にはプールがあります。
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 今日も朝の出発は8時30分です。バスは20分も走らずに最初の観光地、万座毛に到着しました。毛(もう)とは原っぱのことで、1万人座れる広い原っぱという意味だそうです。
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 万座毛の一番の景勝はここ、動物に見えるでしょうか? 絶壁の岩が象の鼻に見えるということです。
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 駐車場の自販機の後ろにアオスジアゲハを見つけました。木の花で朝食です。
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 クロマダラソテツシジミも多く見られます。草むらを探すと直ぐに見つかります。万座毛の見学時間は15分、散策路を1周すると直ぐに出発です。
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 次の観光地は「沖縄の駅チャンプルー」、琉球村は別料金です。見学時間が60分ありますので、琉球村に入らないと土産物店で過ごすことになります。私たちは事前のオプションで申し込んでいたので割引料金で入場できました。
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 ここでも出迎えてくれたのは、すっかりお馴染みのクロマダラソテツシジミです。雄が石の上で開翅していました。すでにたくさん撮ってはいるのですが、綺麗な個体がいるとついカメラを向けてしまいます。
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 花壇の花に留まる個体です。ストローがゼンマイのように巻かれているのが見えます。
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 こちらは葉に留まって翅を開く雌です。今回の旅行で出逢った中で、一番綺麗な個体でした。
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 翅を閉じると化粧直し、触角のお手入れをしていました。右の触角を右の中脚に引っ掛けて汚れを落とします。綺麗でいるためには努力が必要なんですね。
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 琉球村内の中央広場でショーが始まりました。道ジュネーというショーで、踊り、獅子舞、そしてエイサー演武などが続きます。
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 ショーに見とれて気付くと集合時間が迫っていました。慌てて駐車場に向かったのです。沖縄の観光施設の特徴は、出口に向かうとすべての土産物店の前を通るように通路が作られていることです。つまり思ったより時間がかかるのです。

by fushiginomori | 2018-06-23 22:19 | 沖縄県 | Comments(0)

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