マヌエル・アントニオ国立公園で管理するトレイルを歩くとプラヤ・マヌエル・アントニオというビーチに出ます。波も静かで公園内でも人気の高いビーチです。このビーチに出る手前が、
ノドジロオマキザルのテリトリーです。
前から見ると、喉が白いというより、肩から上が白いようです。でも、頭長から首の後ろは黒い毛が生えているので喉白なのでしょう。
愛嬌がある顔と言って良いのでしょうが、暗いジャングルで出会ったら、気の弱い私はきっと気を失ってしまうと思います。
でも、人懐こいと言うか、全く人を警戒している様子がありません。むしろ食べ物を強請るようです。公園の入口で持ち物検査があり、観光客に食べ物を持ち込ませないのは、ノドジロオマキザルのためだったのでしょう。
ノドジロオマキザルを見ているうちに出発時間になってしまい、せっかくのビーチを見ずに帰ることになってしまいました。
シロモンタテハは熱帯雨林の暗いところ、しかも葉の裏に潜んでいました。ですから写した写真も暗いので、パソコンで明るく加工しました。
翅を閉じて見えた裏面は、表と同じ模様に見えます。翅裏の縁取りの部分は茶色味が強いようです。
シロモンタテハが陽の当たる葉の上に留まりました。ジャングルは暗いのですが、陽が当たった部分だけ明るすぎるので、カメラ任せのオートで撮ると、今度は明るすぎて蝶本来の色が出ていません。
こちらも陽の当たる場所で見つけた、
アメリカイチモンジの仲間です。
翅の先端部にオレンジの目立つ紋があります。
モンテベルデで見たことから、高原の蝶と思っていましたが、ここマヌエル・アントニオは太平洋沿岸の熱帯雨林ですからずいぶん環境が異なります。
午前11時半頃には公園を出て、レストランでの昼食となりました。お昼前ですが、ホテルを5時に出てから、もう6時間半経っています。写真の左はサラダ、右はデザートのカラフルなアイスクリームです。
今回のツアーの昼食ではメインの料理を選べることが何回かありました。私が選んだのはフライドライス、コスタリカ風チャーハンです。
四角い皿の2か所にフライドポテトが盛られ、サラダのミニバージョンも載っています。チャーハンだけでも良さそうな気もしますが、これがコスタリカ流なのでしょうね。味はとても美味でしたので十分満足できました。