8月29日、第8日目、朝7時30分にフロントに集合して空港に向かう予定です。メキシコ経由で成田に帰るのですが、到着は8月31日の6時20分の予定、まる2日かかるのです。日本とコスタリカとでは時差が15時間あるので、ホテルを出てから成田まで22時間という計算になるはずです。スーツケースをフロント前に置き、近くの花壇を見ると
チャイロドクチョウが吸蜜に訪れていました。
ミラーレスはバックに詰めてしまったので、コンデジを使っての撮影です。セセリチョウも見つかりました。これが今回の旅行で最後の蝶となりました。
右がホテルの玄関、左の小さな花壇に朝日が当たると蝶がやって来たのです。朝食の時に伺った話ですが、昨日のストライキの道路封鎖が解けたのは午前3時になったそうです。警察も武力で解決しようとはせず、納得いくまで話し合う、これがコスタリカのお国柄です。まさに”PURA VIDA!”の国ならではです。朝のテレビのニュースでは、私たちのバスがバリケードを通り抜ける映像が流れていたそうです。
8時20分にフアン・サンタマリーア国際空港に到着しました。ガイドの上田さん(左)とはここでお別れです。右は添乗員の田中さんです。コスタリカで素晴らしい時間を過ごせたのはこの二人のお陰です。
11時30分にサン・ホセを発ち3時間25分でメキシコシティに到着します。メキシコはサマータイムがあるので現地時間は午後3時55分です。フアン・サンタマリーア国際空港は近代的な空港でした。ここで出国の手続きを済ませ、お土産を探しました。
メキシコシティを発つのは翌日の深夜2時20分です。時間は10時間以上あります。空港を出てバスでソカロ広場に向かいました。有名な大聖堂です。
大聖堂の中や広場の周辺を観光しました。歴史を感じる建物が多い中、目立っていたのは”トレ・ラティノ(Torre Latino)”というタワー、地上182m、44階建ての高層ビルです。建築はなんと1956年だそうです。
この建物、ホテルなのですが、屋上のレストランで夕食をとります。
〇がレストランです。18時を回って街は仕事帰りの人々で賑わっています。
ソカロ広場ではお祭りの最中、テントが張られて中では様々な物品が売られていました。もう閉店の時間を過ぎているようです。
19時を過ぎると辺りはだいぶ薄暗くなってきました。ライトアップされた大聖堂が夕闇に浮かび上がるように見えます。
この旅最後の夕食を楽しむうちに夜は更けていきました。
19時45分すっかり暗くなりました。
食事を終え、途中スーパーマーケットで買い物をしてから空港に戻ります。まだ新車の匂いがするバスでした。
そして14時間の長いフライトで今回の旅行が終わりました。コスタリカの個性豊かな生き物たちを見せていただいた上田さん、ありがとうございました。蝶を見つけると見境なく追いかけてしまう私に気を遣っていただいた田中さん、ありがとうございました。そして、ツアー参加の皆さん、お世話になりました。いつか、どこかの国でまた皆さんとお会いできることを楽しみにしています。そして、PURA VIDA! コスタリカの森。