秋も深まった10月下旬、天気予報は晴れのち曇り、最高気温は22度になるとか。朝から青空が広がっていました。午前中に近くのショッピングセンターに出かける予定だったので、カメラを持って行くことにしました。公園で見つけた
ヒメアカタテハです。
いつもなら10分ほどで着くショッピングセンターですが、今日は30分かかりました。
上の写真、右の空き地にはセイタカアワダチソウの花が咲いています。ここでも
ヒメアカタテハが見つかりました。
ツマグロヒョウモンも吸蜜に訪れていました。この個体は雄です。少し風が強く、セイタカアワダチソウの花が揺れます。
買い物を済ませ、家に戻って早めに昼食を済ませ里山に向かいました。正午を少し過ぎた頃ですが、予報通り雲が広がってきました。ここでも出迎えてくれたのはヒメアカタテハでした。
数が多いのは
キタテハです。でも、キタテハは住宅街には見られません。
センダングサにはシロチョウ類も多く見られます。今日は
モンキチョウの白い雌が来ていました。
こちらは
モンシロチョウの雌です。雄と比べて、翅に黒い部分が多いのです。
こちらは
キタキチョウです。前の2種と同じシロチョウの仲間ですが、一番ひ弱そうに見えます。ところが、キタキチョウは成虫で冬を越すのですから、見かけで判断するのは間違いのもとです。
急に大きな茶色の蝶が道を横切りました。道端の下り斜面を探すと、草むらに
クロコノマチョウが見つかりました。
クロコノマチョウは一度飛びましたが、5mほど離れた場所に再び留まりました。新鮮な個体です。
草むらにはこんなものも隠れています。
おわかりでしょうか? よく見ると、雄の雉が隠れているのです。この道を歩くと雉の声はよく聞きますが、姿はなかなか見ることができません。