朝、トネリコの樹を探したときにはチョウセンアカシジミは見つかりませんでした。一回りして戻ってきたとき、僅かな数ですがチョウセンアカシジミも活動を始めたようです。少し時期が遅かったようですが贅沢は言わないことにします。
ルリシジミは新鮮でした。とても小さな雌です。
翅を開いてくれるのですが、留まる位置が悪くなかなか表を写せませんでした。
今度は正面を向いて留まりました。本当は緑に輝く蝶を撮る予定だったのですが…。でも、ルリシジミの雌は意外とチャンスが少ないのでよしとします。
アゲハの仲間で見つけたのは
キアゲハだけです。数は多く、ヒメジョオンの前で待つと、次から次と吸蜜に訪れます。
尻尾の2本揃った個体を狙って追いかけました。キアゲハは強い陽射しでもとても元気です。
トンボの種類はわからないのですが、それでも色々なトンボがいるのには気が付きました。水の流れの近くには綺麗な青いイトトンボが翔んでいました。その中に黄色のイトトンボが混じっていたので、撮ってみました。
こちらは近くにいた少し大きなトンボです。サナエトンボの仲間でしょうか?
平地産のゼフィルスは栗の花に見つかることが多いのですが、ゼフィルスどころか栗の木が見つかりませんでした。切られてしまったのです。仕方なく、流れのそばの草むらを探すと細い草の奥にやっと
ミズイロオナガシジミが見つかりました。
羽化したばかりだと思い、邪魔な手前の草を動かすと、予想に反しミズイロオナガシジミは翔んでしまいました。すぐ近くに留まったのですが、今度は葉陰に潜ってしまいました。
午前中、トネリコの樹の前でチョウセンアカシジミを探しているとき、こちらに向かって歩いてくる二人連れの方が。驚いたことにダンダラさんご夫妻でした。ダンダラさんが見つけたチョウセンアカシジミを撮らせていただきました。
よく歩き廻る個体で、しかも細い枝が風に揺れるので、手振れ写真を量産してしまいました。
ゼフィルスの撮影には天気が良すぎたようです。また、時期が少し合わなかったようです。更に、栗の木は切られていました。それでもとても幸せを感じた一日でした。ご一緒したNAGUさんの陽ざしに負けないタフさに感服しました。Yさんの特技に驚かされました。偶然お会いしたダンダラさんとお話しできたのもとても楽しい時間でした。皆さま、ありがとうございました。