胡桃の森から東に向かい、まず最初に
ツマグロキチョウが見られると聞いた河原に着いたのは午後1時半でした。生憎と小雨が落ちてきましたが、黄色い蝶が翔んでいます。留まった翅をよく見ないと、ツマグロキチョウかキタキチョウかの区別ができません。
あまり鮮度が良くないのですが、ツマグロキチョウです。どうやらカワラケツメイを探していたようで、見つかると産卵のポーズをとりました。
それからツマグロキチョウはとても大事そうに卵を一つだけ生みました。
鮮やかな黄色の蝶を追いかけると、こちらは
キタキチョウです。キタキチョウは裏翅に糸くずのような模様があります。
再びkomugiさんの車で河川敷公園の駐車場まで移動しました。向かったのはシルビアシジミの保護地です。でも、そこで見つけたのは再びツマグロキチョウです。今度は綺麗な個体です。
そして、この個体が今日一番きれいなツマグロキチョウでした。
ミヤコグサを探しましたが、シルビアシジミは見つかりません。代わりに吸蜜していたのは
ヤマトシジミです。
深みのあるブルーのとても綺麗なヤマトシジミでした。
近くに
チョウトンボが留まっていました。
シルビアシジミを諦め、最後に向かったのはミヤマシジミのいる場所です。途中でシロツメクサに
ツバメシジミを見つけました。
ミヤマシジミを探すのはコマツナギのピンクの花がある場所です。歩いていくと草刈り作業中の人たちが見えてきました。とても不安です。日本の公園は草刈りが大好きなようです。しかし、心配は杞憂でした。なんとコマツナギを残して草刈りが行われていたのです。そして、無事ミヤマシジミと逢うことがかなったのです。
上が雄、ちょっと草臥れています。そして雌、こちらは綺麗です。どちらもしっかりとコマツナギに留まっていました。
河原での探索もそろそろ終了の時間です。駐車場に向かい土手を登っていくと階段の途中で
コムラサキが見送ってくれました。
オナガシジミにも、シルビアシジミにも逢えませんでした。それでもご一緒した皆さんのお陰で楽しい一日になりました。ありがとうございました。