昨日と同様、強い風が吹いていました。空は青く、雲は見当たりません。風が止むのを待ちきれず、1時過ぎに散歩に出かけました。気温は20度を超えていると思いますが、風のお陰でさわやかな午後です。揺れるハルジオンで
ベニシジミが出迎えてくれました。
蝶たちの顔ぶれは一週間前とほぼ変わりません。
ツマグロヒョウモン、今日は雌でした。ヒメジオンは先週は未だ蕾でした。
偶然ですが、ベニシジミとのツーショットが撮れました。
ツマキチョウもまだ見られましたが、多くは雌でした。雌は褄が黄色ではありません。
今年は目覚めが早かったせいか、
キタテハは翅の傷んだ個体が目立ちます。例年、ゴールデンウィーク頃まで元気に翔び廻っています。
こちらも越冬個体の
アカタテハです。隣の葉に右後ろ脚を掛けたポーズが様になっています。
気が付くといつの間にか風が止んでいました。今日は
ツバメシジミを捜すことにしました。まず、カラスノエンドウが多い場所に行ってみましたが、雌が一頭だけ見つかりました。
次にシロツメクサ咲く道を歩きました。こちらでは数頭の雄が見つかりました。
シロツメクサには吸蜜に訪れるだけでなく、食草でもあるため、雌との出会いの場にもなるのです。しかし、今日は見つかるのは雄ばかりでした。
何という植物でしょうか? 柔らかそうな綿毛は今夜の寝床に丁度良さそうです。
帰り道で真黒な蝶が道を横切り、陽の当たらない林縁の斜面の草に留まりました。
今年初見の
コジャノメです。羽化したばかりのような新鮮な個体でした。じっと留まっていたので、反対側からも撮ってみました。
今日の最後はベニシジミです。風の止んだ昼下がり、のんびりと寛いでいるように見えました。
週末は荒れ模様の天気でした。明日は今年初の夏日になるとか。沖縄には猛烈な勢力の台風が接近し、変異型ウィルスの感染拡大だけでなく心配が重なる毎日です。こんな日は、近くの里山を歩くのが一番良いのかもしれません。